「あら、お待ちなさいな。出口はあちらの道よ?」

「何よ。誰が悪霊の言うことなんか信じるか。」

「ふてぶてしいこと。妾のお陰で王墓の呪いに惑わされずにいるというのに。」

「ふん。呪い本体が何言ってんのよ。あーあ、こんな飾り盗らなければよかった!」

「捨てたら呪い殺すぞよ。」

「判ってるわよ。しょうがないわね。」




褐色肌とはためくコートとパッチリ睫毛が描きたくて描きました。


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31st Jul, 2007